高松空港の概要
高松空港は現在、定期路線が7路線(国内線3路線(羽田、沖縄、成田)、国際線4路線(ソウル、上海、台北、香港)1週36便)就航しており、四国における空港輸送の拠点としての役割を担っている。
高松空港 (2016年撮影)
旧高松空港から新高松空港
旧高松空港は、高松市の林町に建設されており、平成元年まで利用されたが、滑走路が1,200mまでしかなく、航空機の大型化に対応出来ない。そこで滑走路の拡張が必要となったが、現地では困難であり新空港の候補地が検討された。当初、生島沖が候補となったが、環境調査を行った結果、良質な漁場であったため、設置は困難と判断され、現在の山岳部に設置する案に決定した。
出典:国土地理院地図
新高松空港整備から現在
空港施設配置状況
空港施設配置状況(広域)
空港諸元
- 滑走路
- 2,500×60メートル
- 誘導路
- 平行誘導路
取付誘導路(5本) - エプロン
- 大型ジェット機用×3
中型ジェット機用×3
小型機×18
沿革
- 昭和60~平成元年
- 新高松空港整備(旧第三港湾建設局)
- 平成元年12月
- 高松空港供用開始
- 平成4年度
- 小型機用エプロン新設工事
→小型機用エプロン供用開始 - 平成7年度
- エプロン1バース新設工事
→増設バース(大型ジェット機用)供用開始 - 平成10~12年度
- 誘導路改良工事
- 平成13~15年度
- 滑走路改良工事
- 平成17~18年度
- (ハイジャック・テロ対策)場周柵改良等工事
- 平成18~20年度
- (バリアフリー化)歩道ルーフ設置等工事
- 平成20~26年度
- 誘導路改良工事
- 平成27年度
- 地下道耐震補強工事
- 平成27~29年度
- 滑走路改良工事
- 平成29年度
- 小型機エプロン改良工事
構内道路改良工事 - 平成30年4月
- 高松空港民営化
- 平成30年~
- 滑走路端安全区域(RESA)整備