サンポート高松の開発と赤灯台について
S63年の瀬戸大橋の供用開始、同年の鉄道連絡船の廃止を契機にクルーズ船やフェリー等の海上交通機能、鉄道駅、バスターミナル等を集約した「サンポート高松」が整備された。
再開発で撤去される旧赤灯台
玉藻防波堤に設置される「せとしるべ」(ガラスをはり付ける前)
ガラス灯台(せとしるべ)
「せとしるべ」について
- 正式名称は 「高松港玉藻防波堤灯台」 (1998年11月1日点灯)
- 高松港のシンボルとしてデザインされた総ガラス張りの灯台であり、一辺約20㎝のガラスブロックを1,600個使用し、灯台全体が発光する。(ガラス自体は透明。赤色フィルムを内側に貼り付けている。)
デザイン灯台としての評価
- 平成28年(2016年)8月、地域の観光資源としての灯台の価値を見直し、海への関心を高めるプロジェクト「恋する灯台」に認定。(事務局:日本ロマンチスト協会及び日本財団)
- 平成28年(2016年)10月、ランドマークである「灯台」に注目し、夜景観光資源化を目指すプロジェクト「日本三大夜灯台」に認定。(事務局:夜景観光コンベンション・ビューロー)
- 令和元年(2019年)9月、夜間観光立国化の促進を担うプロジェクト「日本夜景遺産」に追加認定。(事務局:夜景観光コンベンション・ビューロー)
⇒せとしるべは、我が国唯一のガラス灯台であり香川県、高松市の代表的な観光資源となっている。
昼の「せとしるべ」
本体も赤く輝く夜の「せとしるべ」
「せとしるべ」から見た高松市内