
東予港を発着するフェリー航路は、西日本の産業・経済活動に必要不可欠なフェリー貨物の物流拠点として機能しており、一部のフェリー貨物は、阪神港を経由して海外へ輸送され、国際コンテナ戦略港湾への集貨としても重要な役割を担っています。
松山港湾・空港整備事務所では、フェリー運航事業者が、フェリー貨物量の増大及び船舶の老朽化に対応するため、フェリー船舶の大型化・省エネ化を目的としたリプレイスを計画していること、また、既存の岸壁は建設後40年以上が経過し、老朽化により物流機能に支障を来す恐れがあることから、水深7.5m岸壁を備えた複合一貫輸送ターミナルの整備を平成26年度から実施することになりました。
岸壁(−7.5m)
施設延長:260m(うち、船首尾係船岸40m)
整備期間:平成26年度〜平成29年度
整備目的:1.6万トン級のフェリーが係船することができます。
航路(−7.5m)
航路幅員:190m
整備期間:平成26年度〜平成29年度
整備目的:1.6万トン級フェリーの通航に必要な水深(7.5m)を確保します。
泊地(−7.5m)
面積:127,000u
整備期間:平成26年度〜平成29年度
整備目的:1.6万トン級フェリーの停泊・回頭に必要な水深(7.5m)を確保します。