高知港- こうちこう -
定期航路 | 外貿コンテナ航路/釜山、釜山新港、光陽、天津 内貿コンテナ航路/神戸(フィーダー) |
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耐震強化岸壁施設数 | 整備済(2)、整備中(0)、計画(0) |

高知港は、土佐湾の中央部に位置し、浦戸湾内港と外洋に面する高知新港からなる。我が国の鉄鋼産業に不可欠である良質な石灰石の産地を背後に有しており、積出港として重要な役割を果たしている。
浦戸湾内港は、造船、化学、木材等の工場のほか、油槽所や中央卸売市場が立地している。
高知新港は、平成10年の一部供用時に高知県唯一の外貿コンテナ航路が開設されたほか、石灰石の移出、石炭の輸入、大型客船の寄港等に利用されている。平成26年には、水深14mの岸壁(暫定水深12m)と水深11mの耐震強化岸壁の供用を開始し、令和2年には、東第一防波堤の延伸(200m)が完了。平成30年度より、南防波堤の延伸(300m)の整備が進められている。
さらに、南海トラフ地震の切迫性が高まり、大規模地震・津波に備えた粘り強い構造への補強、発災後の港内静穏度確保のために防波堤改良が進められている。
(令和5年1月1日時点)(港湾管理者 高知県)