備讃瀬戸航路- びさんせとこうろ -

北航路幅員/700~1,000m、水深-19m
南航路幅員/700~1,000m、水深-13m
南北連絡航路幅員/850m、水深-13m
水島分岐航路幅員/700m、水深-17m

 備讃瀬戸航路は、播磨灘と燧灘を結ぶ最狭部約3㎞の狭水道にあり、瀬戸内海を東西に結ぶ唯一の幹線航路である。航行する船舶は、昭和30年代後半から瀬戸内海沿岸の工業立地と港湾整備の進展とともに隻数の増加と船舶の大型化が進んだ。
 しかし、当時の備讃瀬戸航路の現状は、大小多数の島嶼、暗礁が点在し、航路の屈曲が甚だしく、巾幅も狭小であり、その上複雑な潮流のため海難が後をたたなかった。
 そこで昭和38年より国が直轄工事として航路を整備し、その後は埋没現象で水深が浅くなる区域を開発保全航路に指定し、測量及び維持浚渫など航路の維持管理を実施している。
 平成21年に開発保全航路に指定されている。 (令和5年1月1日時点)

【備讃瀬戸航路】位置


■航空写真

【備讃瀬戸航路】航空写真
          

  備讃瀬戸航路(平成22年2月撮影)