GPS波浪計(波浪観測データ公表)

概要

 GPS波浪計は、衛星を用いた測位システムであるGPS(全地球測位システム)のうち、リアルタイムキネマティック測位(RTK-GPS)方式を活用し、 沖合に浮かべたブイの上下変動を計測することで、波浪や潮汐等の海面変動を、数cmの精度で観測するシステムです。
 四国地方整備局管内では、高知県西部沖(足摺岬沖、平成19年11月設置)、徳島県海陽沖(阿波竹ヶ島沖、平成22年1月設置)、高知県室戸岬沖(室戸岬沖、平成26年11月設置)の3基を整備し、 港湾整備に必要な波浪データの観測などを行っています。
 国土交通省港湾局では、これまでに四国の3基を合わせて全国に18基を整備しています。

GPS波浪計システムの概要 室戸岬沖GPS波浪計(平成26年11月設置)

GPS波浪計の設置状況


観測データの公表について

 GPS波浪計の観測データは、「全国波浪観測情報網『リアルタイムナウファス』」から閲覧することができます。 有義波高及び有義波周期を閲覧することができます。

下記バナーをクリック→「エリア選択」→「閲覧したい地方を選択」→「高知西部沖、高知室戸岬沖もしくは徳島海陽沖」をクリック。

全国港湾海洋波浪情報網リアルタイムナウファス

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