
【潮位表示の解説】
■ TP(東京湾平均海面)
全国の標高の基準となる海水面の高さです。東京湾中等潮位とも呼ばれています。
<TP表示リンクページ> 気象庁、愛知県、兵庫県、香川県
■ DL(基準面)
港湾、海岸毎に決められた水深の工事用基準面(DL)、もしくは気象庁HPに記載されている観測基準面(ODL)のこと。
<DL表示リンクページ> 港湾局(ナウファス)
■ OP(大阪湾最低潮位)
大阪湾の海抜高度の基準となる高さです。OP=T.P.+1.30mで定められています。
<OP表示リンクページ> 大阪府
■ YP(四日市港基準面)
四日市港の基準面。YP=T.P.-1.251mとなります。
<YP表示リンクページ> 四日市港
■ 沖平均水面(ナウファス)
沖合での水面変動の平均値を示します。その変動は沖合波浪観測地点の潮位変化を示しています。
【表示換算方法】
TP表示以外の潮位の値をTPへ換算するための換算値を以下に示します。
(例) DL表示の潮位 + TP換算値(換算表) = TP表示の潮位
参考として、TPからDL(基準面)への換算値も示します。
TPからDLへは次式により換算できます。
(例) TP表示の潮位 + DL換算値(換算表) = DL表示の潮位
なお、換算表に示す換算値は平成22年3月時点での工事用基準面の値をもとに、センチメートル単位で示したものです。
また、工事用基準面が設定されていない観測地点では、気象庁HPに記載されている観測基準面をもとに換算値を表記しています。