平成31年2月19日（火）に、松山工業高等学校 土木科の２年生４０名を対象に現場見学会を実施しました。
本見学会は、教科書に無い実際の現場を見学するとともに、「みなと」の役割について学び、見識を広げてもらうことで、将来を担う土木技術者の育成に寄与することを目的としており、松山工業高校からの依頼により実施したものです。また、実施にあたっては当事務所と愛媛県港湾海岸課が連携し、それぞれが担当している港湾の仕事（施設整備、管理）について説明を行いました。
内容：会議室にて松山港整備事業等の概要説明（45分）
松山港外港地区第１ふ頭２号岸壁の現場見学（30分）
当日はあいにくの雨でしたが、学生たちは傘を差して工事現場（松山港外港地区第１ふ頭２号岸壁）を見学し、普段見る機会の少ない『生の土木作業現場』に強く関心を寄せているようでした。また、会議室で松山港外港地区国際物流ターミナル整備事業について説明した際は、「防波堤で防ぐことのできる波の高さは何ｍくらいか」「背後地の埋立に要する期間はどの程度か」など多くの質問が寄せられ、港湾の仕事に興味を持ってもらえたのではないかと感じました。
本見学会での経験が、学生にとって今後の勉学や将来の進路を決める一助になることを願うとともに、今後も引続き、将来を担う土木技術者の育成支援に取り組んでいきたいと考えています。
四国地方整備局では、ほかにも様々な取り組みを行っています。
詳しい内容については下記リンク先をご覧ください。
出前講座 ・ ・ ・ 職員を派遣しての事業説明や意見交換
現場見学会 ・ ・ ・ 工事中の現場をご案内
