お知らせ・情報 一覧 掲載日:2018年5月29日  
           松山工業高等学校 現場見学会について
 平成30年5月28日(月)に、松山工業高等学校 土木科の3年生39名を対象に松山港において、現場見学会を開催しました。
本見学会は、将来を担う土木技術者の育成支援を目的として、松山の物流拠点である「みなと」の役割について学んでもらい、実際の現場を見学することで土木事業への興味・関心を深めて頂くため、開催しているものです。

事業概要説明
 松山市西クリーンセンター会議室において、船舶の種類やコンテナ貨物の物流の仕組みなどを説明しました。聞き慣れない言葉が多かったと思いますが、生徒たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。

OBによる業務内容などの説明
 松山工業高校を卒業し、現在、当事務所で勤務している職員は、普段の仕事内容や苦労した経験、今後の抱負などの話をしました。説明内容のメモを取るなど、生徒たちが強い関心を持っている様子が多々見受けられました。

港湾施設を見学
 みなと全体を見渡すことのできる同センター展望室に場所を移し、松山港国際物流ターミナルの防波堤や岸壁などの港湾施設や、それらの施設が過去から現在まで整備されていく状況の説明を行い、平成29年4月に供用を開始した水深-13m岸壁及びガントリークレーンなどを見学してもらいました。

質疑応答
 最後の質疑応答の時間には、自分たちの高校のOBがいるということもあり、生徒たちからは就職活動を意識した多くの質問が出ていました。「いつ頃から勉強を始めましたか」「普通科目と専門科目ではどちらに力をいれていましたか」などストレートな質問が多く、就職を真剣に考えている様子が伝わってきました。


 将来の就職を考える生徒にとって、本見学会は非常に有意義なものになったのではないかと思います。特に、卒業した先輩がどのような仕事をしているのか強い興味があったようで、これを機会に、「みなと」に関わる仕事にも興味を持って頂ければ、非常に嬉しく思います。
今後も引続き、将来を担う土木技術者の育成支援に取り組んで行きたいと考えています。



▲事業概要説明

▲高校OBによる仕事内容などの説明

▲松山港国際物流ターミナル全体を見渡せる場所から見学

 
 【出前講座・現場見学会のご案内】

四国地方整備局では、ほかにも様々な取り組みを行っています。
詳しい内容については下記リンク先をご覧ください。

 出前講座 ・ ・ ・ 職員を派遣しての事業説明や意見交換

 現場見学会 ・ ・ ・ 工事中の現場をご案内