平成24年11月14日（水）愛媛経済同友会経営戦略委員会で「大規模災害に備えて」をテーマに講演会が行われ、当事務所の東平所長が「港湾に関する最近の話題〜防災対策を中心として〜」と題して講演を行いました。会場には企業の経営者など約60名が参加され、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
また、株式会社フジ 総合企画部次長兼経営企画課長の大西 文和氏から「株式会社フジのBCPについて」の講演があり、最後に愛媛大学 理事・副学長防災情報研究センター長の矢田部 龍一氏から「南海トラフ巨大地震に備える」の演題で基調講演が行われました。東日本大震災を受けて企業の中でもBCP(※1)の重要性は高まっており、策定に向けた取り組みが進められていると聞いています。逼迫性の高まっている東海・東南海・南海地震のような甚大かつ広域的な災害に対し、四国地方整備局でも港湾BCPの策定を急務と考え、『四国の港湾における地震・津波対策検討会議』(※2)を設置し、港湾BCP策定等によるソフト・ハードの連携方策のあり方等について検討を進めているところです。
※1．BCP・・・事業継続計画（Business Continuity Plan）
※2．『四国の港湾における地震・津波対策検討会議』の詳細は下記リンクより確認することができます。
http://www.pa.skr.mlit.go.jp/project/jisintunami/jisintunami.htm
