空港整備事業
空港整備の年表
-
昭和33年
防衛庁が旧海軍飛行場跡地に1,500mの滑走路を建設、海上自衛隊徳島航空隊基地として開設されました。 -
昭和41年
-
昭和42年
民間航空用のターミナルビル、エプロン、誘導路を整備し、供用を開始しました。 -
昭和61年
-
平成4年
-
平成22年
-
平成30年
-
令和元年
滑走路端安全区域(RESA)の整備検討に着手しました。 -
現在
徳島飛行場について
昭和37年に公共用の飛行場となった徳島飛行場は、民間航空の利用が盛んになるにつれ民航地区の整備を要請する声が高まってきました。これに対応する中で、昭和40年前半には、現在のターミナル地域の骨格が現れ、昭和56年には2,000メートル滑走路への拡張工事が始まり、昭和62年には供用が開始されました。また、東京路線を中心とする旅客需要への対応を図るとともに、大型機が就航出来るよう2,500メートル滑走路への拡張事業が平成22年に完了しています。平成27年に徳島自動車道と徳島飛行場間を結ぶ松茂スマートインターチェンジが開通され、飛行場までのアクセスが向上しました。
また、平成30年には国際線就航に対応した新ターミナルが完成し、3基目となるボーディングブリッジ(搭乗橋)が備えられました。
現在、定期便として国内線では徳島-東京(羽田)間で1日10便、徳島-福岡間で1日2便、国際線では徳島-香港間で週3便(月・水・土)、徳島-韓国(ソウル)間で週3便(火・木・土)が就航しています。
滑走路端安全区域整備事業
徳島飛行場では、滑走路端安全区域の整備に取り組んでいます。滑走路端安全区域(RESA:Runway End Safety Area)とは、航空機が離着陸する際に滑走路を超えて走行を停止する「オーバーラン」、または、航空機が着陸時に滑走路手前に着地してしまう「アンダーシュート」を起こした場合に、航空機の損傷を軽減させるために着陸帯の両端に設けられる区域です。国内の多くの既存空港は、旧基準であるRESA長40mで整備されておりますが、平成22年のICAO USOAP(国際航空安全監視監査プログラム)の勧告を受け、平成25年に基準を改正し、既存空港を含む全ての空港に新基準のRESA長90mを適用することになりました。
現在、工事着工に向けた測量・調査・施工検討等を実施するとともに関係者・利用者調整を進めております。
今後も、より安全安心な航空輸送を目的とし、早期のRESA整備に取り組んでまいります。