空の旅を支える人と機械

徳島空港は、東京、福岡などをつなぐ旅客便に加え、海上自衛隊の練習機の離発着訓練にも使用されています。これら多くの飛行機を安全に離陸させ、あるいは着陸させているのが航空管制です。スケジュールを組み立て、それぞれの機体に的確な指示を送る、空の交通整理を行っています。


自動車に定期点検が必要なように、飛行機も定期的に点検を行っています。それは、言うまでもなく『安全』で、『快適』で、『時間通り』に離発着させるためです。そこでは機体の整備はもちろん、燃料の給油をはじめ客室内や窓の清掃作業などもきめ細かく行われています。



空の交通整理役が航空管制であるのに対して、滑走路にタッチダウンした飛行機をスポット(停止場所)に誘導するのが、マーシャラー(誘導員)の仕事です。また、大型ジェット機が就航した場合には、マーシャリングカーに備え付けられたリフト上から、『パドル』という大きなしゃもじのようなものを振ることで、パイロットに合図を送ります。


航空機用コンテナを積載した台車を牽(けん)引する専用の自動車です。貨物列車のように、いくつも連なったコンテナを引いて飛行機まで運んだり、あるいは逆に飛行機から降ろされた貨物を空港施設まで届けたりしています。


自力ではバックできない旅客機などの飛行機を誘導路へ押し出したり、牽引したりする車両です。航空機の大きさに合わせて、いろいろな大きさのもの(10種類以上)があります。
