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安全・防災関係

大規模地震に向けた対策

四国の太平洋沿岸にはユーラシアプレートにフィリピン海プレートが潜り込んでいる南海トラフがあり、これまで数回大規模な地震を発生させています。また、四国の中央を東西に走る中央構造線も、活断層であることが知られており、一度動けば大きな被害をもたらす可能性があることが考えられています。高松技調においては、このような巨大地震に対し、港湾における地震動を評価するための調査(強震観測・微動観測)や検討(サイト特性の評価)を実施し、その結果を基に施設の耐震性能の確認等を行っています。

地震動評価は、対象地震の震源断層の破壊過程を表す震源特性、震源から対象地点直下の地震基盤までの影響を表す伝播経路特性、そして対象地点近傍の堆積層による影響を表すサイト特性の3つを考慮して対象地点での地震動を予測するものです。これにより対象地点毎に特徴ある地 震動を評価することが可能となります。

サイト特性の影響を調べ、地震動を評価するためには、強震観測や微動観測が重要となります。

サイト特性を評価することにより、様々な地震動を作成することができ ます。
作成された地震動は護岸の耐震照査等に用いられます。

耐震照査の解析結果

解析に用いた想定地震動
耐震照査の解析例

強震観測 微動観測