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管内作業船の整備

四国地方整備局には、海面に浮遊するごみや油を回収する海洋環境整備船(3隻)及び港湾工事の監督業務や開発保全航路の巡視業務等を行う港湾業務艇(4隻)を配備しており、当事務所ではこれらの船舶が、安全で効率的に作業できるように定期的な点検修理を行っています。

整備地図

※上の船名をクリックすると詳しい内容が表示されます。

管内作業船の点検修理
  • (1)入渠:船底、海水弁、プロペラ、舵などの喫水線下の点検修理をおこなうため、船を造船所に入れます。
  • (2)塗装:船舶の船底や船側外板等の喫水線下には、海藻やかき、ふじつぼ等の生物が付着します。これらの生物が付着すると速力が減少し、燃費にも影響します。また、船体は日々海水や直射日光にさらされ、過酷な腐食環境におかれています。これら、生物の付着防止や船体防食の目的で塗装を行います。
  • (3)機関:機関が故障を起こすと船全体の機能を失います。航海中に故障が起これば船員の安全にも影響します。性能維持・安全性の確保のため消耗品や劣化部品、締付け部の点検、その他異常部品の取替等を行います。
  • (4)電気:電気系統としては、発電機、電動機などの電力機器や航海無線機器、照明装置など多岐にわたる装置があります。電気系統は人体における脳や神経系統にたとえられるもので、精巧な装置が多く、定期的に漏電その他異常が無いか点検を行います。
  • (5)その他設備:甲板上機械設備、ごみ回収コンテナ、油回収装置の動作確認、破損確認、異常部品の取替等を行います。
入渠 プロペラの点検 外板塗装
入渠 プロペラの点検 外板塗装
主機関点検 配電盤点検 甲板上機械設備(係船機)点検
主機関点検 配電盤点検 甲板上機械設備(係船機)点検