お知らせ・情報 一覧 掲載日:2018年5月17日  
           愛媛大学工学部 現場見学会について
 平成30年5月1日(火)及び5月15日(火)に、愛媛大学工学部 環境建設工学科の1回生97名を対象に現場見学会を開催しました。
 本見学会の目的は将来を担う建設技術者の育成支援を行うことであり、‘海’と‘空’の物流拠点『みなと』の役割を理解し、直接現場を見学することで見識を広げてもらえるように、愛媛大学と当事務所が毎年連携して開催しているものです。
①事業概要説明
実際に現場に行く前に、愛媛大学工学部内の講義室において、船舶の種類やコンテナ貨物の物流の仕組みなどを説明しました。初めて聞く用語の数々に、学生は難しそうな顔をしながら聞き入っていました。
   
②空港施設を見学
松山空港では、旅客ターミナルビル3F展望デッキに上がって周辺を一望しながら、滑走路、誘導路、エプロンといった空港施設の機能・構造の説明や、現在実施している事業内容の紹介などを行いました。
   
③港湾施設を見学
平成29年4月に供用を開始したばかりの松山港国際物流ターミナルにて、水深13m岸壁と2基のガントリークレーンを見学し、防波堤や泊地などの港湾施設の説明や、港湾の役割の紹介などを行いました。
   
④海岸保全施設を見学
松山港海岸(和気地区)において、防護・環境・利用の調和を考慮して整備されたという経緯を説明し、防災だけでなく、自然環境や景観も大切にしながら整備しているということを学んでもらいました。
   
 学生からは終始多くの質問が出され、また説明内容のメモを取ったり現場を写真に収めたりするなど、強い関心を寄せてくれているようでした。
 本見学会での経験が、学生にとって将来の進路を決める一助になることを願うとともに、今後も引続き、将来を担う建設技術者の育成支援に取り組んで行きたいと考えています。