お知らせ・情報 一覧 掲載日:2017年6月15日  
           ケーソン全16函据付完了
~東予港複合一貫輸送ターミナル整備事業~
 このたび、国内最大級の起重機船(吊り上げ能力:最大3700トン、高さ110m)等を使用して、耐震強化岸壁の本体となるケーソン全16函の据付が5月28日、無事完了しました。
 本事業は、東予港における取扱貨物量の増加と船舶の大型化への対応並びに、大規模地震発生時の緊急輸送拠点の確保を目的とした、耐震強化岸壁を有する複合一貫輸送ターミナルを整備します。
 
平成29年5月28日  ケーソン全16函据付完了
 
<ケーソン据付作業の施工手順>  
 
 東予港周辺では、のりの養殖を行っているため、①ケーソン製作場所で吊り上げたケーソンは、のりの養殖に影響を与えないルートを通って運びます。その後、②起重機船のブームが電波障害になることを防ぐため、進水場所でケーソンを海面から4mほど出る状態まで沈めて、残りは引き船で据付場所まで運び、③据付場所でケーソン内に海水を入れて据付ました。
 
 
①ケーソンを吊り上げている起重機船      ②ケーソンを沈めている起重機船
     
 
③ケーソン据付風景   平成29年2月28日撮影
ケーソン据付風景(航空写真)