お知らせ・情報 一覧 掲載日:2017年6月15日  
           愛媛大学1回生が 海と空の「みなと」を見学
 平成29年5月2日(火)、5月16日(火)に愛媛大学工学部環境建設工学科1回生(96人)を対象とした現場見学会を開催しました。この見学会は松山港や松山空港を見学し、物流拠点施設の役割や港湾貨物の流れを学んでもらい、見識を広げ優秀な技術者の育成支援を行うために、愛媛大学と当事務所が毎年開催しているものです。
 
 ①概要説明
 現場見学会の前に船舶の種類やコンテナ貨物の物流の仕組みなどを説明しました。学生からは、「RORO船とは何の略称で、どのような船ですか」などの質問がありました。
 
大学での概要説明の様子  
     
 ②松山空港
 松山空港では、旅客ターミナルビルの展望デッキから空港の全景を見学しました。滑走路、誘導路、エプロンといった空港基本施設や実施中の事業内容の説明後、学生たちから「なぜ全部がアスファルトではないのか」などの質問もあり、とても関心を持ってもらえた様子でした。
 
松山空港の現場見学の様子
 
 ③松山港
 国際物流ターミナルで今年4月に供用を開始した水深13m岸壁と2基目のガントリークレーンを見学し、防波堤や泊地など港湾施設の説明を行いました。学生からは「災害の時に物資を運ぶことができるのでとても重要だと思った。」「耐震の仕組みを知れてよかった。」などの感想がありました。
 
2基目のガントリーと松山港の現場見学の様子      
     
 ④松山港海岸
 松山港海岸は、防護・環境・利用の調和を考慮し整備されました。親水性のある海岸を見学しながら職員の説明を聞き、自然環境や景観も大切だということを学んでいただきました。
 
松山港海岸での現場見学の様子   実際に整備された海岸を歩いてみる学生