お知らせ・情報 一覧 掲載日:2014年2月7日  
           「豊かなウォーターフロント」2013フォトコンテスト
 

大久保重義さんが国土交通大臣賞、石角尚義さんが国土交通省港湾局長賞を受賞!


(公社)日本港湾協会と港湾海岸防災協議会が公募した「豊かなウォーターフロント」2013フォトコンテストで、松山市の大久保重義さんの作品『彩かなる進水式』が国土交通大臣賞(最優秀賞)に選ばれました。

 このフォトコンテストは「海の日」のイベントの一環として毎年行っているもので、2013年は「海とみなと-その役割・防災・歴史・観光」というテーマで作品を募集し、全国から568点の応募がありました。

 大久保さんの作品は、昨年10月に今治市の造船所で行われた貨物船の進水式を撮影したもので、「全国一の賞を取るのは非常に難しいこと。受賞できてうれしい。」とコメントされていました。

更に、香川県三豊市の石角尚義さんの作品『雄大来島海峡第三大橋』が国土交通省港湾局長賞にも選ばれ、今治市内で撮影された2枚の写真が、ダブルで受賞する結果となりました。

 <コメント>
画面から溢れんばかりのボリュームでフレーミングした巨大な貨物船の進水式が素晴らしいシャッターチャンスで写されている。サイドライトに照らされた船体は勿論、くす玉や風に揺れる沢山のテープ、風船がキレイにそして立体的に描写されている。カメラポジションに恵まれ船の甲板にある白いクレーンの塔や画面下に入れた紅白の幕と人々によって船の高さや大きさが見事に表現されている。  
   
<コメント>
画面を覆うように圧倒的な迫力で海峡にまたがる橋の連なり、広がりや奥行きと対照的に穏やかな海や優しい雰囲気を持つ島たちが絶妙なフレーミングで表現されている。自然と人工の融和がシャープに映し出されて爽やかな風、空気が海峡に漂っているようだ。また大きなタンカーを良い場所に配する画面造りの巧みさには驚くばかりである。