お知らせ・情報 一覧 掲載日:2012年7月11日  
  ■所長室便り〜暑い夏に向けて〜
 早いもので今年も半年が経過しました。
 松山港湾・空港整備事務所においても、本年度実施する松山港の泊地浚渫工事も本格化し、工事現場も活気がでてきました。
 ご存じのとおり、6月中旬の台風4号以来、最近はまとまった雨が連続しており、水不足の心配はなくなりましたが、工事現場を担当する出先の事務所にとっては、台風などの自然災害による工事への影響は、極力なくしたいのが本音です。

 多雨の中での無理な工事・作業、さらには雨による工期への影響による遅れの取り戻しなど、雨による影響は、現場の工事にはしわ寄せが来ることが予想されます。
 これから、暑い夏がまもなく参ります。
 普段の生活においても、疲れがたまり安く集中力が低下するので、工事関係者の皆様には、心身ともにしっかり休養して、この暑い夏を事故なく乗り切って頂きたいと思います。

 さて、過去に当事務所は、松山市近郊和気地区、堀江地区において海岸整備を行いました。※1
 整備前には、台風時に高潮などの影響もあり、護岸を越波し、背後の住宅へ浸水被害があったことから、その対策としてこの事業を実施しましたが、台風時だけでなく、通常時の海岸利用も考え、既存の護岸の全面に砂をまき、景観や利用面を考慮した施設となっております。

 幸いにも、夏のシーズンには、多くの松山市民の方に、海水浴、マリンスポーツ、バーベキューなどを楽しんで頂いており、こうした利用状況は、整備した者としては、大変有り難く思っております。
 しかし、こうした海岸の利用が、今後も続けていくためには、美しい海岸を保っていくことが大切なことかなと考えております。

 私ども、国土交通省四国地方整備局は、瀬戸内海に面する中国、近畿地方整備局、関係する地方自治体の皆様と連携し、毎年7月〜8月にかけて、「リフレッシュ瀬戸内」※2と表した海岸清掃活動を、十数年実施してきました。
 本年も、愛媛県内全域の各海岸において、その地元の市町村が中心となり、海岸清掃を実施することになっております。

 海という自然の恵みをいつまでも気持ちよく利用するために、当事務所の職員もこうした取り組みに積極的に参加するつもりです。
 ホームページをご覧の皆様にも、夏のレジャーなどお忙しいとは思いますが、ほんの少しの協力をお願いできればと思っております。

               松山港湾・空港整備事務所 所長
               東平 伸(ひがしひら のぼる)
                                                

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※1 松山港海岸整備事業については、当所コンテンツをご参照下さい
    http://www.pa.skr.mlit.go.jp/matsuyama/5works/seaside/index.html

※2 リフレッシュ瀬戸内については、「瀬戸内海の路ネットワーク推進協議会」のホームページ新着情報をご参照下さい
                            http://www.uminet.jp/