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開発保全航路の整備事業

MAP 船越航路 細木航路 奥南航路 来島海峡航路 鼻栗瀬戸航路 鼻栗瀬戸航路 来島海峡航路 奥南航路 細木航路 船越航路

船舶の安全な航行を支える。

近年、船舶の大型化や通航船舶数の増加に伴い、安全な航路の開発と保全の重要性が高まっています。特に今治地域の島しょ部では、島が点在し、水道が狭く、潮の流れも速いことから、海難事故が頻繁に発生しています。また、リアス式海岸が長く続く南予地方は、半島の先端周辺に難所が多く、多大な災害を受けてきました。
そこで、松山港湾・空港整備事務所では、航路にある岩礁を取り除き、細長い半島を開削して新たな航路をつくるなど、船舶航行の安全性確保と海上交通の整備に努めてきました。


開発とは?

船舶の安全航行のために、新しく航路を開発したり、障害物を取り除く工事をします。具体的には次のとおりです。


船舶の航行に危険が多い場所を避けたり、航行距離を短くするために航路を改良したり、新しく航路を開削する工事を行います。

船舶の航行の安全性を増すために、岩礁など障害物を除去する工事を行います。

船舶の通航量の増加や大型化に対応するために、既に整備した航路の幅を広げたり、水深を深くする工事を行います。


保全とは?

すでに整備した航路を、維持管理するために実施する調査や工事をします。具体的には次のとおりです。


埋没や沈没船などの定期的な調査を実施。航路が十分な機能を果たしているか管理します。

埋没や沈没船などによって航路機能が十分に果たされていない場合は、浚渫や除去などの工事を行います。


開発保全航路の調査・管理は、港湾業務艇「くるしま」にて巡視を行っています。

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国土交通省 四国地方整備局 松山港湾・空港整備事務所 〒791-8058 愛媛県松山市海岸通2426-1 TEL089-951-0161 FAX089-946-8010