本文へスキップ

宿毛湾港九州との玄関口

概要



(クリックで拡大)
 宿毛湾港は高知県の西南部に位置し、背後に広がる幡多広域生活圏の臨海部における産業文化の中心としての役割を担っており、昭和59年6月に片島港と小筑紫港が統合され、四国と九州を結ぶ海上交通の要衝として栄えてきました。
 昭和61年に重要港湾に指定され、地域振興を図るための物流の拠点として、池島地区に岸壁(水深13m)を中心とした公共埠頭が計画されました。また、埠頭内には産業立地への対応として、宿毛湾港工業流通団地が整備されました。
 平成元年より整備が進められてきた岸壁(水深13m)については、平成12年から暫定水深10mの岸壁として供用されています。
 平成21年より岸壁全面の静穏度の向上を図るため、整備が進められた防波堤(Ⅱ)は令和2年に完成し、現在は防波堤の粘り強い構造への改良を行っています。
 また、平成25年には高知県の防災拠点港配置計画において、一次防災拠点港に指定されています。

沿革

承応元年
(1652年)
野中兼山による柏島の築港が始まる。
文化5年
(1808年)
伊能忠敬が宿毛湾港の基礎となる宿毛沿岸を測量。
明治18〜20年 林有造が宿毛湾港の基礎となる宿毛−片島間の堤防を構築。
昭和初期 小筑紫港が木材輸出港の指定、木材等の移出港として繁栄 。
昭和26〜35年 片島港に物揚場(水深3.0m、水深2.0m、水深1.5m)が完成し、近代港湾の整備が開始。
昭和36年〜39年 第1次港湾整備計画により片島港に防波堤32m、泊地、小筑紫港に物揚場(水深3.0m)が完成。
昭和59年 宿毛湾港として港湾区域が認定。
昭和61年 九州と四国の連結拠点として、四国西南部の振興を担うべく重要港湾に指定。外内貿埠頭の整備、工業用地造成を基本とする宿毛湾港港湾計画(新規)を策定。
平成10年 宿毛湾港港湾計画を変更。(軽易な変更)
平成11年 池島地区岸壁(水深7.5m)、岸壁(水深4.5m)供用開始。
平成12年 池島地区岸壁(水深13m暫定水深10m)供用開始。
平成14年 フェリー航路の連携等の複合一貫輸送機能や産業空間と一体となった外内貿機能等の形成を図るため、港湾計画を改訂。
令和2年 防波堤(Ⅱ)完成。

港湾計画図

●港湾計画図●
(クリックで拡大)


バナースペース

高知港湾・空港整備事務所

〒781-0113
高知県高知市種崎874番地
TEL 088-847-3511