海洋環境整備
海洋環境整備
海面に漂流する木材やごみは船体衝突やスクリューに巻き付くなどして航行船舶の安全を脅かします。また、事故などで漏れ出た油は魚や海鳥の命にダメージを与えます。そのため、安全で美しい海を守るには、ごみや油を海面から取り除く必要があります。そこで、海面清掃兼油回収船「みずき」・「美讃」・「いしづち」を使ってごみなどの漂流物や油を回収し海洋環境を守っています。
平成23年6月には海面清掃兼油回収船「みずき」を東日本大震災における津波で発生した漂流物を回収するため、宮城県石巻沖に派遣しました。また、平成30年7月豪雨発生後は、河川から瀬戸内海に流出した漂流物について、四国地方整備局の海面清掃兼油回収船(全3隻)が総力をあげて漂流物回収を実施しました。豪雨発生後の7月8日からの1ヶ月間で、3,197m3の漂流物を回収し、航行船舶の安全確保に務めました。(四国地整の海面清掃兼油回収船「みずき」「美讃」「いしづち」の3船の回収量の合計)
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