避難港整備

避難港整備

 避難港とは、台風や冬季荒天などによる暴風時に船舶が避難停泊するための港湾です。我が国の沿岸域航行の安全性を確保するため、全国的な配置を考慮して、整備が進められており、全国で36港が指定されています。
 四国管内では上川口港(供用中)と室津港が指定されており、室津港においては整備を進めているところです。

四国の避難港 配置図

室津港室津地区

 現在、船舶の一時避難場所としての安全な水域を確保するため、防波堤の整備を進めています。

                
室津港室津地区避難港整備事業

事業効果

★海難事故の減少
 防波堤の整備により荒天時においても静穏な海域を確保することができ、土佐湾沖を航行している船舶(100~3,000GT級)が室津港で安全な避泊を行うことが可能となり、海難事故の回避ができます。

海難事故の減少
            
             

★津波による浸水被害の軽減
 防波堤の整備によって、地震による津波が発生した場合、室津港背後地における津波による浸水被害を軽減することが可能となり、家屋等の資産に対する減災効果が期待できます。

 
津波による浸水被害の軽減

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